こんにちは、ヴァンダーです。

2017年5月、台湾を旅行したときに白目が出血で真っ赤になる「結膜下出血」になりました。その際、SPG-AMEX付帯の海外旅行傷害保険でキャッシュレス診療を受けることができました。

その際の手順をご紹介したいと思います。

一般的なクレジットカードの場合、海外アシスタンス(旅行情報やレストラン予約など)と海外旅行傷害保険の連絡先は別になっていることが多いです。海外旅行傷害保険については専用冊子に提携している保険会社の窓口の一覧表が載っているので、それをメモっておくと安心です。

AMEXカードの場合、海外でのアシスタンス(各種予約や病気やケガなど)はカードの種類によって「グローバルホットライン」か「オーバーシーズアシスト」に集約されていますので、同じところに電話すれば、担当者が内容によって対応したり、担当部署に転送してくれます。

自分の持っているSPG-AMEXは「オーバーシーズアシスト」が使えましたので、台湾から通話料無料の電話番号へかけました。

オーバーシーズアシスト電話番号


大まかな流れは、
 【1】オーバーシーズアシストで電話
  ↓
 【2】メディカルヘルプラインへ転送され説明
  ↓
 【3】クリニックの手配
  ↓
 【4】クリニックでの手続きと診察
  ↓
 【5】日本での保険金請求
となります。

自分の体験を詳しく説明すると以下のようになります。
【1】オーバーシーズアシストで電話
 ・カードの種類、番号、有効期限、滞在先などをヒアリング
 ・担当者に状況を説明すると、メディカルヘルプラインへ転送

【2】メディカルヘルプラインへ転送され説明
 ・メディカルヘルプラインの受付担当者に状況説明
 ・現在の滞在先と、今後の予定を話して、移動先での診察を希望を伝えた
 ・提携クリニックがあるので、診察可能かどうか調べて折り返すということで電話番号を伝える

【3】クリニックの手配
 ・台北で日本語対応可能でキャッシュレス診療が可能なクリニックがあり、それでいいかどうかを
  聞かれたので、それで予約依頼
 ・予約完了後、電話があり、住所などの連絡先、キャッシュレスで診察が受けられるが、交通費や
  院外処方の場合の薬代の領収書は保管するようにと指示あり(あとから請求できるため)
 ・当日はパスポート持参(としか言われなかったが、実はクレジットカードも必要だった)

【4】クリニックでの手続きと診察
 ・AMEXの提携先である損保ジャパンの保険金請求書の記入とパスポートの提示
  (あとからクレジットカードの提示も求められた)
 ・日本語が話せるスタッフのアシストのもと、日本と同じような検査と診察
 ・検査結果と今後注意することの説明。最後に目薬をもらう

【5】日本での保険金請求
 ・損保ジャパンから保険金請求書が届いたので、必要事項記入と交通費の領収書を同封して返送
 ・後日、銀行口座に交通費分が振り込まれる


こんな感じで、「キャッシュレス診療」が受けられたために、お金のことを心配せずに海外で診察を受けられました。実際、診察代がいくらだったのかは知りません。台湾だと自費だったとしても診察代は高くないようですが、アメリカならお金があるかどうかで診察が受けられるかどうかが変わってきそうです。

「キャッシュレス診療」に対応したクレジットカードを持っていると、「一旦自分が立て替える」ということもなく、いざというときもすぐにクリニックに行けるので、安心です。ただし、「キャッシュレス診療」は保険会社と提携したクリニックに限られるので、まずは保険対応の窓口に電話をする必要があります。

海外旅行に行かれる際は、安心のため海外旅行傷害保険の連絡先の電話番号をメモっておくかスマホに登録しておくことをおすすめします。



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