こんにちは、ヴァンダーです。
ここ10年ほどアジアばかり旅している自分が行ってみたくなったのが、ヨーロッパの島国「キプロス共和国」。キプロスと言っても、周囲にわかってくれる人は少なく、一応に「それはどこ?」という反応。
興味を持った理由は、島が南北に分断されていて、島の南側2/3は各国が承認している「キプロス共和国」が統治していて、北側1/3の地域はトルコのみが国家として承認している「北キプロス・トルコ共和国」が実行支配中。日本も「北キプロス・トルコ共和国」は国家として承認しておらず、外務省の「安全対策基礎データ」のページにも以下の記載があります。
日本政府は「北キプロス」を承認しておらず,ニコシアの在キプロス日本国大使館は,同地域で活動することは困難な状況ですので,「北キプロス」への入域及び滞在に関しては十分ご注意下さい。
※安全対策基礎データ「キプロス」はこちら。
国家として承認していなくても、そこに住んでいる人はいて、独自の国家機構を持っているならある意味「国」。認めるかどうかは大人の事情といったところでしょう。
キプロスの場合、内戦によって南北が分断されていて、首都ニコシアも南北に分断され、国連キプロス平和維持部隊(UNFICYP)がグリーンベルトを設けて、今も南北の衝突をさけるべく駐在しているとのこと。
ただ、旅行者は南側の「キプロス共和国」から北側へ行ったりすることができる(北側から入国すると南側に行くのは面倒らしい)との情報があったので、俄然行ってみたくなりました。というのも、ドイツがまだ東西に分かれていた頃、東ドイツの中にぽつんと浮かぶベルリンに行き、東西に分断されていた東ベルリンに行った経験があるので「分断国家」というものを、また見てみたくなりました。
首都ニコシアにあった空港はキプロス紛争の中で放棄され、ラルナカという都市にある空港がキプロス共和国の玄関口となっているらしく、東京からのフライトを調べてみると
・カタール航空(QR)でドーハ経由
・エミレーツ航空(EK)でドバイ経由
が出てきました。他にもフランクフルト経由やウィーン経由も出てきましたが、現地での滞在時間が有効に活用できそうなのは上記2社のフライト。
しばらく使っていなかったアメリカン航空のマイルがあったので、ワンワールド加盟のカタール航空のラルナカ行きのフライトを特典航空券で予約できました。帰りがドーハでの乗り継ぎ時間が5時間と長く、香港経由やほかの航空会社をアメリカン航空の予約課の人に調べてもらいましたが、あいにく空席がありません。アメリカン航空の特典航空券は数日ホールドできるので、その間に希望のフライトの空席がでないかと期待しましたが残念ながら発券期限まで空席が出てこず、帰りはドーハ国際航空でゆっくりすると諦め、発券してもらいました。
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