こんにちは、ヴァンダーです。
ファミリーマートでは独自のスマホ決済「ファミペイ」導入により、今まで各種「ファミマTカード」向けに提供していたサービスを2019年6月末から7月末にかけて終了するようです。
※ファミリーマートのお知らせはこちら。
一方、2019年7月からスタートする「ファミペイ」では従来のTポイント以外の共通ポイントも貯められるようになる模様。
こうなってくると「ファミマTカード」を持つ意味がなくなってくるわけですが、「ファミマTカード」のクレジットカード版を発行しているポケットカード社ではカードが利用されなくなる危機感を持ったのか2019年8月以降、ファミリーマートで「ファミマTカード(クレジット)」でクレジット払いすると、2%分のTポイントを獲得できるサービスを開始します。
※ポケットカード社のお知らせはこちら。
ファミリーマート限定とはいえ、Tポイント2%還元となるのは大盤振る舞い。ポケットカード社も「ファミマTカード」の利用を活性化させるために必死なのだと思います。
もともとクレジット版の「ファミマTカード」はファミリーマートの子会社のファミマクレジット社が発行していたカードです。それをポケットカード社との合併でポケットカード社が引継ぎ、ポケットカード社にとっては収益の柱の一つのはず。それを簡単に死蔵カードにさせないために、「ファミリーマートでTポイント2%還元」とするのではないでしょうか。
そのポケットカード社はもともとスーパーマーケットの「マイカル(ジャスコ)」を親会社とするマイカルカード社でした。スーパーマーケットの「マイカル」が同業のイオン傘下に入り、主力の「マイカルカード」を開拓する場所を失い、独自の「P-oneカード」を発行して生き残りをかけています。
今回、不幸にもファミリーマートから冷たい仕打ちをうけてしまい、ポケットカード社は不運としか思えませんが、通常現金でしか支払えない「払込票」をファミリーマートでは「ファミマTカード」で支払えるなどユニークなサービスがあります。ぜひ、「ファミマTカード」にはそのサービスを継続してもらいたいものです。
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