こんにちは、ヴァンダーです。
「十二国記」という小説をご存知でしょうか? 異世界を舞台にしたファンタジーものなのですが、続編が(新潮社曰く)18年ぶりに出版されました。「白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)」という作品名で4巻物。
一連の物語の最初の文庫本が出版されたのが1991年(魔性の子)、そして2001年の「華胥の幽夢」でシリーズは一旦中断、2013年に短編集の「丕緒の鳥」が出されたものの、シリーズの続編とは言えず読んで少し落胆した記憶があります。
そして2019年10月・11月にシリーズの続編と言える「白銀の墟 玄の月」が出版され、ようやく物語の続を読むことができました。
新潮社の「十二国記」公式サイトはこちら。
このシリーズに自分がはまったのは、テレビでアニメ化された作品が放送されているのを見たのがきっかけでした。それから文庫本を買って引き込まれて全作読むことに。「ファンタジー」と言ってしまえばそれまでなのですが、よくもこれだけの世界観を描いたなという感嘆と何か考えさせられるものがあり、ずっと続編を心待ちにしていました。大げさかもしれませんが「生きているうちに読めてよかった」という気分になりました。
2020年には短編集も出版されるらしいので、もう一度過去の作品の読み返したいという気分にもなっています。この作品を読んでいると「国」とはどうあるべきかを考えさせられることもあります。ファンタジーなので現実逃避もできるので気分転換にもいいです。
それにしても「白銀の墟 玄の月」の第1巻の初版部数が50万部となり、発売3日で半数が売れ、すぐに重版が決定したとは、これも驚き。自分と同じように待っていた人がこんなにいたのですね。しかし、職場の後輩に「十二国記って知ってる?」と聞いても誰も知りませんでした。これには落胆。職場でこの話題で盛り上がることがなさそうなのは残念です。
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