こんにちは、ヴァンダーです。

中国・厦門2日目。

この日は厦門からフェリーで台湾と中国が対峙する最前線の島、金門島に来ました。

帰りのフェリーのチケットはどうするのかと思い、水頭埠頭の出発側にまわって、帰りのチケットのことを窓口で尋ねると「出発の1時間前から販売」ということでした。

案内所でバイクをレンタルできるところがあるか訪ねてみると向かいの建物の右手にあると教えてくれました。

向かいの建物には、ドラッグストア、土産物屋、セブン-イレブン、そしてレンタカーやレンタルバイクのコーナーがありました。

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その中からレンタルバイクの店を探して、借りたい旨を告げると、パスポートや運転免許証を聞かれたので、日本の運転免許証とその中国語翻訳、パスポートを提示しました。おじさんがテキパキと書類を作ってくれて、帰りのフェリーは17時の便に乗るつもりと言うと、返却時刻は16時となりました。1時間前から乗船券発売開始なので16時には返却が必要です。その書類に台湾の電話番号とサインをして手続き完了。

渡されたヘルメットの中に紙のシートを敷いてくれました。これならヘルメットの内側に直接髪が触れません。台湾はいろいろ実用的になっています。

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駐車場へ連れられて、バイクの動かし方を教えてくれました。返却前にガソリンを入れてここに止めて先程のカウンターにヘルメットと鍵、書類を返せばいいそうです。

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Googleマップで目的地の方向を確認して、出発することにしました。

この日は金門島で自転車レースが行われていたようで、道路で自転車を走らせている人たちを多く見かけました。いくつか設けられたチェックポイントを経由して次の目的地に向かっている雰囲気でした。

そんな自転車の集団を横目に、快適にバイクで疾走。しかし、海風が強くて途中、ヘルメットが飛ばされることがありました。幸い、後ろから車が来ていなかったからよかったものの、車のフロントガラスに当たっていたら一大事です。

強風の中ではヘルメットを片手で押さえるとハンドルが不安定になるのでどうすることもできず、速度を落として進むしかありません。

金門島で訪ねたのは以下のスポットです。

■翟山坑道(テキザンコウドウ) (Zhaishan Tunnel)
岩盤をくりぬき、全長357メートルの隠し水路は小型上陸挺の基地として作られたそうです。

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■獅山砲陣地(Shishan (Mt. Lion) Howitzer Front)
金門島の北部に位置し、中国大陸側を砲撃するために坑道に砲台が作られたもの

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■模範街(Mofan Street )
金門島と大陸側の交流の場として、台湾の青天白日旗と中国の五星紅旗が掲げられた街と写真で見たことがあり、ぜひそれを見たかったのですが、自分が行ったときは台湾の旗だけでした。現在の台中の関係からこうなってしまったのでしょうか?

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金門島の地図を見ると、もう対岸が中国大陸。「最前線」とはいえ、大陸からの観光客も多く、不思議な感じでした。

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金門島は思ったよりも大きな島で、見物スポットが離れて点在しているために、もっと朝早くから来るべきだったと少し後悔。

でも、この島に来られただけでも満足。記念に絵葉書を買ったのですが、この日は土曜日。郵便局は閉まっているので、どこかで切手が買えないものかと、セブン-イレブンやファミリーマートで聞いても置いていないと言われ、ようやくコンビニのHi-Lifeで入手することができました。絵葉書は9日間で日本の実家へと届きました。

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