こんにちは、ヴァンダーです。
スカイチームの航空会社を中心に、ジョイントベンチャーの動きが活発になってきました。
エールフランス-KLMと中国東方航空がジョイントベンチャーを拡大し、メンテナンス分野、旅客定期便でのコードシェアを拡大させるようです。
※エールフランス-KLMのプレスリリースはこちら。
そして、そのエールフランス、KLMは、中国南方航空、厦門航空との間にある2つのジョイントベンチャーを1つに統合するとのこと。別々の契約になっていたものを統合し、シームレスなサービスを提供できるようにするようです。
※エールフランス-KLMのプレスリリースはこちら。
中国南方航空はアメリカン航空と提携を強化していたので、スカイチームと疎遠になっていたのかと思っていたのですが、エールフランスKLMとジョイントベンチャーを強化するということはスカイチームに残るようですね。
エールフランス-KLMは中国東方航空・中国南方航空・厦門航空との関係を強化して、巨大市場である中国との関係を密接にしようとしているのでしょうか。
そのスカイチームの中国東方航空ですが、JALとの共同事業にも同意しています。
JALのプレスリリースによると、現在もJALと中国東方航空はコードシェアを実施していますが、2019年度中に共同事業の開始を目指すとのこと。
これは中国にはワンワールドの加盟航空会社がないことから決まったようです。
※JALのプレスリリースはこちら。
JALはエールフランス・中国東方航空・中国南方航空・チャイナエアライン・コリアンエア・アエロフロートなど、スカイチーム加盟の航空会社とコードシェアを多く実施しています。破たんした際、デルタ航空の誘いに乗ってスカイチームに移籍しておいた方がよかったのではないかとも思えます。
こうなってくると従来の「アライアンス」という関係よりも、個々の航空会社の利害関係によって個別に関係が強化されていくという様相です。
ユーザーとしては、ジョイントベンチャーによって航空運賃が高止まりしないことを願いたいです。
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