こんにちは、ヴァンダーです。
台湾2日目。
日本在住台湾人の友人がちょうど台北に帰っていたので、この日は平渓線沿線を廻る旅に付き合ってもらう約束をしていました。
台北駅で待ち合わせし、時間通りに合流。1階の台湾鉄路の12番窓口で平渓線一日乗車券を購入して出発です。チケット代は56台湾ドル(約210円)でした。途中駅まではEASY CARDで乗車です。
台北からは普通電車で瑞芳駅まで行って、そこで平渓線へ乗り換え。次の列車の出発時刻まで40分ほどあったので、一旦駅の外に出てお茶をして休憩。途中下車ができるのが「平渓線一日乗車券」のメリットです。
ホームに戻って入ってきたディーゼル車に乗り込むと平日にも関わらず満員で通勤ラッシュ並み。
やはりゴールデンウィークで日本人が多いですね。車内のあちこちから日本語が聞こえてきます。気分が盛り上がっているのか、普段日本の電車の中では静かな日本人も声が大きくなっています。日本語だから大丈夫と思っていると、自分の友人の台湾人のように日本語が理解できる人もいるので、会話の内容は気をつけたほうがいいですよ、と言いたくなりました。
まずは十分駅で下車。線路脇に軒を連ねている店や線路から上げるランタンが有名。
友達によると、ランタンには針金など自然に戻らない素材や、ランタン自体が木に絡むことがあるので、環境によくないと言っていました。商売や観光客を呼び込むことは仕方ないのだろうけど、自分はやらないと主義だと。それには共感できる部分があったので、自分は土産として小さなLEDランタンを購入。健康祈願のランタン、ご利益はあるでしょうか。
駅から30分ぐらい歩いて十分瀑布に到着。前日が雨だったこともあり、なかなかの水量です。水しぶきがかかるスポットもあってマイナスイオンがたっぷり。
滝を堪能したあとは、老街に戻ってランチ。台湾人と一緒だとメニューが読めなくて説明してもらえるので助かります。魯肉飯はやはり台湾のソウルフードでしょうか。
1時間に1本列車に乗り込み、次は平渓駅で下車。ここでも老街を散策。とにかくのどかです。こういう田舎で住むのも不便な部分はあるでしょうが、都会の喧騒から離れて幸せかもと思えてきます。川にはサギでしょうか、じっと水の中を見つめて魚を狙う鳥がいました。
また列車に乗り込んで、終点の菁桐駅で下車。この駅舎は日本統治時代に建てられた木造建築の駅舎だそうです。日本ではこのような戦前からの木造駅舎はもう見ることはできないのではないでしょうか。この駅舎を見たかったので満足満足。
近くには日本家屋風の建物もあり、どこか日本の山奥に来たような気分になってしまいます。
平渓線には前から来てみたかったのですが、丸一日かかることからなかなか機会がなく、今回は台湾人の友人と一緒に来られたので、充実した旅になりました。付き合ってくれた友人に感謝です。
瑞芳からの帰りの電車も混み合っていて、はじめは座れませんでした。途中で席が空いたので運よく座れましたが、途中駅からは会社帰りの人たちも乗ってきて大混雑。
平渓線を訪ねる方は、行き帰りの電車の混雑と、途中、歩く距離もそれなりにあるのでご注意を。
【今回の旅程】
1日目 GA875 HND-CGK → GA258 CGK-JOG → <ボロブドゥール滞在>
2日目 <ボロブドゥール滞在>
3日目 ボロブドゥール → ジョグジャカルタ <ジョグジャカルタ滞在>
4日目 <ジョグジャカルタ滞在>
5日目 <ジョグジャカルタ滞在> → GA213 JOG-CGK → KE628 CGK-ICN
6日目 KE691 ICN-TPE → <台北滞在>
7日目 <台北滞在>
8日目 <台北滞在>
9日目 <台北滞在>
10日目 <台北滞在> → KE692 TPE-ICN → KE705 ICN-NRT
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